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あのズボンをはけるようになろう 2009年8月分2009/08/18 もはや、日記どころか月記になりさがっているような気がするが、まあいいだろう。 現在の体重は71kg。約1ヶ月で1kg落ちた。地味である。 だが、その地味な減量も続けさえすれば、いつかは目標に到達するだろう。相変わらず、食事の量を少なめにして、食前には必ず20分程度のウォーキングを入れる。さすがにもう慣れてきた。 だが、私の精神だけでなく、体脂肪の方も慣れてきたらしく、体重の減りはにぶくなっている気がする。気温が高い夏のうちに、出来る限り体重を落としておきたい。 目標65kg。始めた当初は、たわごとにしか思えなかった目標値がすぐそこにきているのだ。そこまでいったら、もうイヤ!というほど焼肉を食べよう。うん、もう少しもう少し。 2009/07/26 日付を間違っているわけではない。なんと、3年もの間、記録をさぼっていたのだ。「ここから挽回していこう」といったものの、挽回する大変さに恐れをなして逃げた感じ。 ただ、私の今の体重は72kgにまで落ちていた。あのズボンも少々タイトながらはけるようになっている。 いや、良く見たら、あのズボンじゃなかった。あのズボンは割とすぐ履けるようになり、やがてガバガバになったのだ。このジーンズは大学生の頃履いていた「絶対無理な領域」のズボンである。 では、この3年間何をしていたのか。まず、日々の食事のカロリーをざっくりとだが記録するようにした。ちょうどいいカロリーを摂っていては現状維持になってしまうので、必要量より少し少なめで済ませる。物足りない毎日が続いたが、我慢しているとじわじわ減り始め、80kg周辺まで落ちた。だが、80kgの壁が越えられない。そこから、停滞が半年続く。 自分にはこのへんが限界なのか。日々、物足りないのになぜ減らないのか。わからないので、運動をすることにした。 いろいろ調べて、いっぺんにハードな運動をするよりは、小規模な運動を一日に何度も、しかも食事前にやればいいらしい。 腹ぺこで運動すると、体内のグリコーゲンがどうのこうので、緊急エネルギーが作られるらしい。「腹減りすぎると、食欲が一時的になくなる」というあの現象か? すぐには効果が出なくて、しかもしんどいのですぐ放り出しそうになったが、ときどきさぼりながらも、なんとか続けていくうちに79kg。つ、ついに70キロ台に来たぞ。 その日、記念に焼肉を食いにいったら、2キロリバウンドした。2キロも食ってないはずなのに…。 結局、その2キロを取り戻すのに1週間かかった。 まだまだ先は長そうなので、今目標にしているズボンよりは、ちょいと大きめのズボンを買った。遠すぎる目標に挫折する前に、細かい目標を作りだして刻んでいく考えである。 私は通販で、二万円のジーンズを買った。当時の私はジーンズに5000円以上出すなんて信じられなかった。どれでも一緒じゃないかと思っていた。でも、ここは高ければ高いほどいいだろう。このもったいなさが、私にやる気をださせてくれるはずだ。 届いたジーンズは、さすがに二万円するだけのことはあって、なんだかスタイリッシュだ。今の私には尻が入らないが、さすがである。 その後、ジーンズに興味を持ってしまった私は、はけないサイズのジーンズを5本くらい買った。中には「これなら履けるだろう」と思って買ったのもあったりして、割とショックを受けた。 冬よりは夏の方が痩せやすいらしく、じわじわとだが、私は順調に痩せて行った。停滞が起こるたびに、「晩飯を極端に減らそう」と、少量のグラノーラだけにしてみたり、夕方に近所のプールに水泳に通ったりした。 Wii Fitも買った。 そして、気がつけば72kgである。 Wii Fitの評価が「太りすぎ」から「太りぎみ」に変わったときは、部屋の中でガッツポーズをとって吠えた。そして現在、72kgである。 顔やシルエットは劇的に変化した。だが、まだまだだ。 標準体重になるまで、もうひとがんばりしてみたい。 2006/07/12 少し道を外れると、あとは完全に道を外れるまで怠け続けるという、だめなパターンだ。しょうがないので、ここからなんとか挽回していこうと思う。 2006/07/02 少し、くやしいことがあったのをきっかけに、体重記録を再開していきたい。今月の減量目標は月初めよりも1kg減の89.4kgである。 私の原動力は、くやしいとか、悲しいとか、腹減ったとか、そういったネガティブな感情が支えている。人間には、適度のストレスが必要だというが、そういうことかも知れない。
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