コエンザイムQ10

2004/04/20に「はなまるマーケット」で紹介された。
2004/09/12に「あるある大事典」で紹介された。

コエンザイムQ10とは

別名「ビタミンQ」と呼ばれ、細胞で炭水化物や脂肪からエネルギーを発生させる際に欠かせないもの。

欧米では絶大な人気を誇るコエンザイムQ10も、以前は日本ではだ聞き慣れない名称だったが、栄養補助食品として認可され、最近ではマスコミでも注目の健康素材として扱われるようになった。「はなまるマーケット」で紹介されたときには薬局でコエンザイムQ10の売り切れが続出するなど、大ブームになった。

効果

心臓・循環器系機能低下の予防・改善

コエンザイムQ10は、心臓、腎臓、肝臓、筋肉などに多く存在している。その中でも、心臓を動かすためにより多くのコエンザイムQ10 が必要となる。

コエンザイムQ10が不足すると、心臓が必要なエネルギーが補給できなくなり、血液を送り出す力が弱まる。その結果、動機・息切れなど、疲れやすくなるというからだの不調が現れてくる。

抗酸化作用による老化防止・生活習慣病予防

食物を体の中で燃焼させると、酸化が起こって活性酸素が発生する。体内の活性酸素が過剰に発生すると、動脈硬化などさまざまな生活習慣病の原因となる。

コエンザイムQ10はビタミンＥと一緒に働いて酸化を抑制（抗酸化作用）するため、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防効果が期待されている。

運動機能増進・疲労の回復

有酸素運動を続けると体内のコエンザイムＱ１０が低下し、その結果、活性酸素が大量に発生して運動機能が低下する。

そこであらかじめコエンザイムＱ１０を補給しておき、体内の抗酸化力をあげておくことで運動機能を増進することが期待される。

コエンザイムQ10は、欧米ではスポーツ飲料などとして活用されている。